いちごの病気・害虫対策|発生しやすい症状と予防法


イチゴ栽培では、病気や害虫の発生が収穫量に大きな影響を与えます。本記事では、イチゴに多く見られる病気や害虫の種類と、それぞれの予防・対策方法について解説します。


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いちごによく発生する病気


灰色かび病

灰色かび病は、カビの一種が原因で発生する病気です。主に花や葉の枯死した部分に菌が付着し、果実へと感染が広がります。感染部分は腐敗し、表面に灰色のカビが繁殖します。特に気温が20℃前後で湿度が高い環境で発生しやすく、ハウス内の湿度管理が重要です。

対策:

  • 夜間や早朝の湿度を下げるために暖房機を活用し、空気の循環を促進する。
  • 発病果、初病葉は見つけ次第早急に除去し、ハウスの外に持ち出し処分をおこなう。
  • 異なる種類の殺菌剤をローテーションで使用し、薬剤耐性を防ぐ。

参考資料:灰色かび病菌の感染の仕組み解明 ー「RNA農薬」の開発を目指す


うどんこ病

うどんこ病は、糸状菌(カビ)による病気で、植物体表面に白い粉状のカビが発生します。親株から子苗に伝染しやすく、胞子が空中を飛散して拡がります。発病適温は20℃前後で、夏は目立たないものの、気温が下がると発病が増加します。育苗期や開花前に特に注意が必要です。

対策:

  • 圃場の排水を良く保ち、多湿を避け、空気の循環を促進する。
  • 発病果、初病葉は見つけ次第早急に除去し、ハウスの外に持ち出し処分をおこなう。
  • 異なる種類の殺菌剤をローテーションで使用し、薬剤耐性を防ぐ。

参考資料:いちご栽培でのIPM を活用したうどんこ病防除(兵庫県)


炭疽病

炭疽病はカビによって引き起こされます。主に葉や葉柄、ランナーに局部的に黒色の病斑が発生する場合と、病斑が確認できないがクラウン部が侵されて株が枯死する場合があります。

対策:

  • 健全な親株を確保しスタートする。
  • 下葉除去など株を傷つける作業後は薬剤散布をおこなう。
  • 発病後は見つけ次第早急に除去し、ハウスの外に持ち出し処分をおこなう。
  • 異なる種類の殺菌剤をローテーションで使用し、薬剤耐性を防ぐ。


いちごにつく主な害虫


アブラムシ

いちごに付く主なハダニの種類はワタアブラムシとモモアカアブラムシです。ワタアブラムシは体長1.5mm、体色は黄色から緑色、黒褐色など。モモアカアブラムシは体長1.8~2.0mmで体色は淡緑~淡黄緑色と淡紅色のものがいます。春と秋に飛来し急激に増殖します。

対策: 施設内に侵入させないよう施設開口部の防虫ネットを設置し、施設周囲の雑草を小まめに除去します。黄色の粘着版を施設内に置き、発生の確認を行います。発生後は系統の異なる薬剤をローテーションさせ、薬剤感受性を低下させないことも重要です。


ハダニ

いちごに付くハダニはカンザワハダニ、ナミハダニで、0.5mm前後の微小なダニです。カンザワハダニはくすんだ赤色の体色で、ナミハダニは単黄色または単緑色、もしくは赤色の体色です。葉裏に寄生し葉の食害をおこします。発生が多い場合には株のわい化、果房が小さくなり、さらに進むと株がハダニの吐く糸で覆われてしまい枯死します。

対策:定植前に苗の防除をおこなう、下葉かき後に薬剤散布を行う。また発生後は系統の異なる薬剤をローテーションさせ、薬剤感受性を低下させない。



病気・害虫対策のポイント


  • 発病果、初病葉は見つけ次第早急に除去し、ハウスの外に持ち出し処分をおこなう。
  • 異なる種類の殺菌剤をローテーションで使用し、薬剤耐性を防ぐ。
  • 害虫は侵入させないことと、発生直後の対処が重要

病害虫の発生を最小限に抑えるためには、日頃の管理が重要です。こまめに観察し、早めの対応を心がけましょう。



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